保護猫ミルクティのこと

2021年04月12日 10:00
カテゴリ:保護猫

保護猫ミルクティの覚え書き。2年前の夏の終わり、突然僕の前にやって来た茶白の大きな猫。猫は週に数回現れてはミャオーミャオーと話しかけてくれた。僕は猫を飼ったことも無く、猫に特別な想いも無かった。

10月になり急に冷え込んで来た。僕は次第にその子が気になってよく見かける森まで朝早く探しに行ったり、晩に探しに行ったりした。こっそりごはんをあげたこともある。薄い茶色の被毛から、いつからかその子をミルクティと呼んでいた。

この猫と一緒に暮らす。そう決めたのは11月だった。9月から3ヶ月間、近隣の人に話を聴いたり様子を観て来たが、飼い主さんがいる訳でもなく、迷子猫なのか、捨て猫なのか、しかし未去勢であること、地域猫となっている訳でもないと判明した。よくいる場所がペット禁止、犬の散歩も禁止の分譲マンション敷地内。猫のトイレや寝床も無い。そして時々置き餌などもあり、苦情になったら大変だ、と気が焦った。

そう、僕はペット禁止の分譲マンションに住んでいた。しばらく迷いがあった。だけど僕はあっさり引っ越しして、保護することを決めた。地域の保護猫ボランティア活動をしているざまねこさんに連絡した。ざまねこさんはすぐに相談に乗って下さりとても暖かく支援して頂けた。11月の終わり、僕の誕生日にミルクティ君を自分の手で抱っこして保護することができた。忘れられない日になった。

保護直後のミルクティ君。地域の保護猫ボランティア野良猫を増やさない会ざまねこさんの一時保護場所にて。笑顔に見えるのは僕の思い込みだろうか。

保護直後は猫を飼うことに慣れていなく何度も引っ掻かれたり本気咬みされ手や腕は血だらけになった。
不思議なことに保護した日は何の抵抗も無くすんなり抱っこしてポータブルケージに入ってくれたの覚えている。今は、病院に行く時は逃げ回りなかなかポータブルケージに入ってくれない。

特別な絆

猫はミャオとしか言わない。厳密には色々な鳴き声や表現があるが。言葉を持たないのに人と信頼関係ができる不思議な生き物だ。それは、僕達が相手の気持ちを想像することで成り立つのだろう。今はこうして欲しいのかな。ああして欲しいのかな。と。猫もそれに応えるように返答する。僕の思い込みだろうか。時々人間より猫の方が信頼できるのではないか、と思ったりするから不思議だ。僕の具合が悪い時などは片時も離れずに近くにいてくれる。それも、さりげなく。

今では保護猫4匹の家長になったミルクティ。穏やかにみんなと過ごしている。

お気に入りのすり鉢でお昼寝中。
2年の月日をかけてグルーミングや爪切り、目やにのケアもさせてくれるようになった。

甘え上手なあいちゃん♀と。
あいちゃんはミルクティが大好きでいつも近くについてまわる。左手が不自由なあいちゃんだが、ミルクティは追いかけっこやジャレ遊びなどを上手に手加減しながらやってくれる優しいお兄さん。

ミルクティのご縁で4匹になったねこさま達。冬の日の午後みんなで日向ぼっこ中。
手前から
黒ねこのチョコレート♂
キジ白ねこのあいちゃん♀
サビねこのふくちゃん♀
椅子の上に
茶白ねこのミルクティ♂

外にいた頃のミルクティ。
寂しそうにしていた。
と僕には感じた。うちに来てくれてありがとう。

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